咲-Saki-13巻、第128局の聖地である白糸台(府中)の瀧神社へ探訪しました。
府中は神社や寺が関東屈指の多さだけではなく、坂も多い地域なので舞台映えとしては行ってみて良好だと思いました。
しかも神社仏閣巡りとしても良い場所なので、咲-Saki-に興味の無い人も是非歩いてみて欲しいです。
第128局ではその他にも東郷寺坂(東郷寺の前)も舞台になっています。
また多摩川とも近く大きな道路にも比較的近いこともあり、サイクリングの途中に行くことも可能な良いスポットでした。
漫画の背景と瀧神社を見比べる
大星淡ちゃんが立っていた場所は、瀧神社の前にある公園と結ぶ歩道です。
淡ちゃんがメインとして聖地として登場するのは、立川の西東京予選含めて結構多かったりします。
境内にいるのではなく、少し離れた場所にいるのは鳥居と御神木を一緒に描写するためだと思われます。
大星淡ちゃんが立っていた場所
大星淡ちゃんが立っていた場所は大体写真の場所です。
歩道が真っすぐではなくカーブなので、程よく瀧神社の鳥居と御神木と一緒に立てるので中々の道路だと思います。
りつべは人物の配置を直感的に悟ったのかなと思ったのですが、プロ漫画家なので私のような素人よりも別の見方をしているのかもしれません。
大星淡ちゃんが見ている風景
大星淡ちゃんが見ている風景は公園全体でした。
東京競馬場清水ケ丘舎宅公園とあるように、競馬場関係者の舎宅向けの公園だそうです。
瀧神社は競馬関係の神社でもあるので、競馬関係の広場や施設が前にあるのは可笑しい話ではありません。
ただの広場ですがベンチはあるので、白糸台一行が座っていたかもしれないと思ったりしました。
瀧神社の場所
瀧神社は東京都府中市清水が丘です。
白糸台付近ですが町名としては、清水が丘です。
白糸台はもう少し北よりです。
また瀧神社の最寄り駅も白糸台駅ではないのですが、白糸台だからここという感じに舞台を決めていないようです。
白糸台関連の話で使われる舞台はかなり広範囲です。
一度行く場合はピンポイントで行くよりも全て総括して巡った方が良いのですが、足で歩くには結構しんどいのでレンタサイクルをオススメします。
あわせて読みたい 咲-Saki-の舞台、白糸台をレンタサイクルで巡るための覚え書き
瀧神社の鳥居は全部で三つある
瀧神社の鳥居は三つあります。
淡ちゃんの後ろの鳥居は参道(入口)だけではなく、良く見ると本殿の鳥居を見えます。
さらに実際に行ってみないと分からないのが、瀧神社本殿は坂の真ん中にある関係で裏参道にも鳥居があります。
一番メインにあたる参道の鳥居です。
淡ちゃんと一緒に並んで描かれているので分かるかと思います。
鳥居の根元は、実際に行くよりも咲本編で描かれている方が土管のようにくっきりしています。
細部までこだわって描かれています。
こちらが本殿の鳥居です。
当記事を2019年5/31に大きく編集したのですが、探しても本殿前の鳥居がこちらしかありませんでした。
また近いうちに白糸台を探訪するので、その時に撮り直し差し替えておきます。
こちらの鳥居ですが、やや簡素で看板にあたる扁額が省略されています。
本殿内部には武豊をはじめとした、有名騎手のサインが奉納されていました。
裏参道の鳥居です。
こちらも木製の鳥居で瀧神社は珍しく全ての鳥居が木製で、朱色に塗られていません。
朱色ではない鳥居は基本神聖さを現しており、本来は朱色ではないとのことなので、歴史と神聖さを鳥居見ることで感じられました。
瀧神社の階段
瀧神社本殿左の上へ抜ける階段です。
こちらの階段を抜けると一気にショートカットができるので、瀧神社を聖地探訪をしていると良く地元住民が歩いている姿を見ます。
鳥居をくぐったあとの参道(階段)です。
淡ちゃんの横部分から撮りました。
瀧神社の御神木
瀧神社の御神木です。
ギリギリ淡ちゃんの横から見える紙垂(ギザギザの紙)は中央の二つです。
大体淡ちゃんの真後ろから見た御神木です。
御神木の根元に小さな看板があり、府中の銘木百選に選ばれたようです。
名称は瀧神社のケヤキだそうです。
瀧神社の由来にもなった滝
背景のフェンス奥には祭事で使われる滝を囲うためのものです。
悪戯されないようにフェンスがされているのですが、古いのと昔から悪戯されているようで所々侵入を試みた形跡があります。
瀧神社にはベンチがある
瀧神社にはベンチが本殿付近と滝の前ににあります。
意外と階段が急なので設置されているのでしょう。
散歩などで訪れた人がここで休憩をしているのを何回か見かけました。
私も座ったことがあるのですが、ここの蚊が強烈で少し座っただけで刺されました。
滝の内部
フェンスの隙間から撮影しました。
ちょろちょろとしか水は出ていませんが、元々は結構出ていたようです。
実際立川断層の影響で立川にもこのような崖や坂から出る湧き水があります。
平成21年には復活を果たしたのです。現在も滝というほどの水量はありませんが、流れ出る水の音と残された緑が訪れた人の心を癒すスポットとなっています。府中市のホームページには、開発の影響で枯渇した瀧神社の滝が平成21年に復活したことが記載されていました。
2019年現在から見ると10年前、舞台としては2014年なので復活したのは意外と最近の話のようです。
唯一触れる水は下水へと流れていくこの小さな川です。
瀧神社について
祭神は三柱のようです。
- 賀茂別雷命
- 玉依姫命
- 賀茂健角身命
調べてみると高鴨穏乃ちゃんの苗字の由来とされる、高鴨神社に由来される神社の神様が祭られているみたいです。
清水が丘の由来にもなる滝であることや、大祭の時に使われることが書かれています。
くらやみ祭りの競馬式のときに騎手が清める時に使うようです。
競馬とは切っても切り離せない神社なので、騎手のサイン色紙が奉納されているのでしょう。
私はそれを最初知らなかったので、一番近くて元々大きい神社だったから奉納されていたのではと思っていました。
おわりに
2019年5/31に大幅に記事を変更しました。瀧神社をよりメインにしたくて内容を一新しました。
瀧神社は白糸台に行く時は必ずここだけは忘れずに通る神社です。
咲-Saki-だけではなく、普通に白糸台周辺を観光や散歩として行くのもオススメしたいスポットです。
ただ競馬に興味のある方っぽいのは見かけたことがありません。
また神社巡りする方からはパワースポットとしても視られているようです。
パワースポット感はありますが、個人的には咲ファンなので聖地的に見てしまいます。
咲-Saki-ファンとしては実際にお菓子のモデルとして旧白糸台編で描写があった三鷹のお菓子屋さん、エスプリ・ドゥ・パリへ行きたいと思います。
仮に徒歩で行くとなると電車も必要なのですが、最寄駅からの徒歩だけではなく電車が少ないこともあり一時間は最低でもかかります。
車や自転車で行くと結構スムーズに行けるのではないでしょうか。
エスプリ・ドゥ・パリが描写されていなかった時、多摩の舞台を一周したのですがそれでも50キロはかかったのですが意外といけました。
体力に自信がある方は自転車で行ってみるのも良いと思います。
ちなみにエスプリ・ドゥ・パリは咲-Saki-の長野大会の会場モデルから近い場所にあります。
作者であるりつべのおひざ元なので、案外自転車や車があるとスイスイ行けるのが白糸台です。
是非足を運んでみてください。
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