デュアル画面にしたことでパソコンで出来る幅が広がりました。
また複数の画面になったことで、同時に複数の作業をこなすことができるようになりました。
ノートパソコンでデュアルディスプレイをするのは、SNSがメインの方でも快適なパソコンライフを送れます。
しかし検索をしてみると意外にも上下配置をする方は少ないので、ノートパソコンだからこそできるデュアルディスプレイの上下配置を紹介しようと思い記事にしました。
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ノートパソコンをデュアルディスプレイ化した理由
自分が使っているパソコンは、≪Dell Inspiron 15.6型ゲーミングノートパソコン Core i7モデル≫です。
性能も良くどんな高負荷な状況下でも問題なく動いてくれています。
しかし弱点として15.6インチと大きな分類のノートパソコンではあるものの、室内では画面が小さくストレスを感じていました。
特にストレスを感じたのが、一つの画面にテキストエディタと電子書籍を同時に扱うには無理があることです。
SNSも一々画面移動するのが面倒で、スマホで一々確認するのはおっくうでした。
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ノートパソコンをデュアルディスプレイに
外部ディスプレイを導入したのですが、非常に楽になりました。
SNSから勉強までその日の体調によって、デスクトップとラップトップを交互に入れ替えられるのがとてもストレスフリーです。
HDMI端子をただ抜くだけで移動できます。
デスクトップパソコンの方が性能が良いのですが、小回りに優れて満足しています。
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導入したディスプレイ
購入したディスプレイはAmazonのランキングでトップ3に入っていた≪BenQ 24インチワイド スタンダードモニター (Full HD/TNパネル/ブルーライト軽減) GL2460HM≫にしました。
ディスプレイの方式が違うので、色合いがノートパソコンと違います。
写真編集など画像や動画関連の物はノートパソコンでやることになりました。
それ以外の点ではそこまで気にすることは個人的にありませんでした。
ノートパソコンをデュアルディスプレイ化する方法
外部ディスプレイである≪BenQ 24インチワイド スタンダードモニター (Full HD/TNパネル/ブルーライト軽減) GL2460HM≫の後ろにHDMI接続部分があるので、そこに接続します。
そのまま自分が使用している≪Dell Inspiron 15.6型ゲーミングノートパソコン Core i7モデル≫に接続。
本体の後ろではなく、右側側面にHDMIを接続します。
2年以上使っていって思ったのが、横にあるのですぐに差し込める反面、ノートパソコンを設置する場所がある程度決まってしまうということです。
右側にHDMI端子があるので画面の右側に置かないと結構ケーブルが猥雑になります。
なのでもしディスプレイを導入する場合は、HDMIの位置に注意してみるのも良いでしょう。
使用したのはAmazon製HDMI
使用したのは安くてランキング上位にいる、Amazon製HDMIです。
アマゾンベーシックの製品なので安いですし、使えれば良いという顧客層の意図を汲んだのか非常に質素なパッケージです。
キャップもしっかり付いているのですが、結局繋ぎっぱなしなのでどこかへ行ってしまいました。
デュアルディスプレイ化する前に考えられるメリットデメリット
メリット
- 画面が大きくなったことによる見やすさ
- 画面が増えたことによる作業効率のアップ
- 目の疲れが抑えられ体調が良くなる
画面が大きくなったことで見やすくはなりましたし、作業効率も上がりました。
ですが目の疲れや体調面が良くなったことはありませんでした。
デメリット
- 購入した画面とノートパソコンの色の違いがある
- 液晶の方式によって色や動作が違う
- パソコンでやりたいことを考慮して買う必要がある
- 場所の確保を考慮する
デュアルディスプレイ(マルチディスプレイ)を導入する上で、一番大切なことは画面によって色や動きなど有利不利な面があるということです。
動画や写真を編集するのか、ただゲームをして軽い作業をするだけなのかでだいぶ変わっていくと思います。
デュアルディスプレイの悪い配置例
机で使える面積的にもそしてノートパソコンの画面の大きさを考えても、真横に置くのは非常に良くない結果となりました。
この24インチのディスプレイの半分を占める、IKEAのレタートレイが場所を圧迫してのことです。
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特に配置ノートパソコンを含めて二画面を横まで使ってしまうと、机そのものの場所を奪ってしまいます。
体の向く方向が斜めになってしまいますので、非常に億劫な感じになってしまいます。
配置だけではなくこのモニターは、斜めで見ると端が若干黄ばんで見えるので気になりました。
安いディスプレイを買ったので仕方の無いことですが、ディスプレイの反射具合によってだいぶ色合いが変わります。
今回は置く場所が無いということもあり、壁のように置いたのですが机が大きい場合は、ノートパソコンの横に置くべきでしょう。
TNパネル等ディスプレイの方式によっては、斜めから見る色合いが黄ばんでいたりと変色してしまいます。
横に壁のように上手に設置しても画面が斜めになってしまうので、パネルによっては色温度が合わず見えずらいこともあります。
またノートパソコンとディスプレイの間が狭いと窮屈に感じます。
サスケのチャクラ宙返りを見れば分かりますが、ディスプレイとノートパソコンの間が狭いとコップを置くのも意外と大変です。
ノートパソコンとメインディスプレイを上下に配置
ノートパソコンとディスプレイを上下に設置する方法に行きつきました。
ノートパソコンを手前にディスプレイを後ろにしました。
上下に配置する方式のデュアルディスプレイは妥協点としては優秀だと思います。
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ノートパソコンの上下配置の設定の仕方
ノートパソコンの配置は、ディスプレイ設定でこのように配置すればマウスカーソルの移動もスムーズにできるでしょう。
1はメインであるノートパソコン、2は外部ディスプレイです。
ノートパソコンを閉じればデスクトップ化
またノートパソコンを閉じれば、デスクトップ化させることが可能になります。
できると言っても性能はノートパソコンなので、どんなに頑張ってもデスクトップには勝てないないのですが、自分はスペースがないので満足した運用形態の一つにしています。
電源設定のカバーを閉じた時の動作を何もしないにすれば、閉じても運用することができます。
Dell製品限定でバッテリー設定が可能
基本的に外部ディスプレイ接続で運用するということは、常にACアダプターと接続していることになります。
よってバッテリーに常に電気を供給していることになるのですが、DellのPowerManagerLiteの設定を変えることで、使用しているパソコンのバッテリー環境を調整および劣化具合を確認することができます。
元々適応になっているのですが、自分は基本的に家で外部ディスプレイに接続しているので「主にAC使用」にしています。
ただし持ち出す時は適応に変更しています。
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最初のディスプレイスタンドはダイソーの発泡スチロール
最初はディスプレイスタンドが無くても大丈夫との判断をしていました。
最終的に上下ディスプレイ配置をすることになったので、ダイソーへ行きブロック型の発泡スチロールで台座を作りました。
ノートパソコンの画面はヒンジで調節できるので、ある程度の高さがあればノートパソコンの上下配置は可能です。
見た目を重視せず安く済ませたい場合は、最適解の一つだと思います。
ノートパソコンのディスプレイ化で上下配置して分かったこと
問題になっていた机の占有面積、そして横から見た画面の色合いは解決しました。
さらに首や体の角度の面倒さも軽減できました。
仮にノートパソコンも同時に使うとなればこの配置が最適ではないかと考えています。
配置してみて思ったこと
配置して気付いた点
- 購入する場合は画質を特に気にする
- 机の広さと画面の大きさをしっかり把握しよう
- ノートパソコンのケーブルの配置確認
- 何を目的に2画面をするのかを認識する
- ケーブルは一緒に購入しても一緒に届かない場合がある
- 台が必要なことも考慮する
これらはノートパソコンで外部ディスプレイを使い、2画面運用をすることを想定した上ではとても重要な点だと思いました。
特に画面の方式は上でも挙げましたが、それぞれ利点があるので自分は何をしたいのかによって、方式込で選ぶべきです。
自分はとにかく安ければいいという考えで選び、失敗したと思いました。
(今では慣れて失敗とは思わなくなりました…)
机の広さによっては従来の横ではなく縦配置になりますので、大きさも考えた方が良いでしょう。
スペース面ではノートパソコンのデュアルディスプレイは上下配置運用が便利
色々と画面の配置を変えてみたのですが、結局の所ノートパソコンにおいては、上下配置運用が最強ではないかという結論になりました。首を左右に動かすよりも上下に動かした方が楽ですし、画面を左右に配置するスペースよりも楽です。
またキーボードはノートパソコンに頼れるのも強みだと思いました。
自分はキーボードを購入し、上下配置のデュアルディスプレイとシングルディスプレイによる、ノートパソコンのデスクトップ化を両立させ、好きな場面で使い分けています。
また視線誘導が優れているので見やすいという点もあります。
下の画面を見つつ上を見る、この動作だけで解決するのはとても大きいことです。
下画面のノートパソコンでキーボードを打ち、上画面で最終確認をする。
この作業が首をとても楽にしますし、身体を捻らないので斜めになったりと変な体勢でパソコンの画面を見ることがないのはとても楽です。
視線誘導の容易さは作業性を上げるうえでとても有用です。
作業性が上がるので効率も上がります。
作業性が上がるので効率も上がります。
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デュアルディスプレイ上下配置デメリット
この上下配置で作業をしている時に問題(ストレス)が起きました。
参考書やノートなどを広げながらパソコンで作業をしてもしなくても、一々ノートパソコンそのものを片付けなくてはいけないのです。
上でも挙げましたが、ペンタブからノートや参考書などアナログの作業をする上で机のど真ん中にノートパソコンがあるので非常に不便です。
またノートパソコンを閉じて外部ディスプレイ化させると、どうしても新たなキーボードを購入しなくてはいけないので、出費を抑えたい人には厳しいでしょう。
ディスプレイによってはノートの方が色彩表現が良い場合があります。
上の画面では濃い青なのに下の画面では薄いなど、色彩の違いに目が行ってしまい集中できないこともたまにありました。
横に移動すれば良いという話ではなく、参考書を読みながら文章を作成する時などはとても不便で仕方ありませんでした。
上下配置は分割しないとストレスが溜まる
上下配置をしていてせっかくだからと一枚のディスプレイにしようと考える方もいるでしょう。
実際に2枚のディスプレイを1枚にするとディスプレイの大きさや色合いが違うので、ズレたり見えづらくとてもストレスが溜まります。
特にTwitterを利用するとガクッと左右にズレますので、画面は一枚一枚それぞれ別物として使うとストレスを軽減できます。
ノートパソコンをトリプルディスプレイ化
そこで最終的にたどり着いたのがトリプルディスプレイ(マルチディスプレイ)です。
ノートパソコンのディスプレイをサブにし、キーボードを新しく買うことで解決しました。
トリプルディスプレイ化してみた
中央と左を外部ディスプレイ、左側を従来のノートパソコンを置くことにしました。
ノートパソコンスタンドはIKEAのスタンドではなく、Amazonで安く購入したアルミで出来た360度回転するスタンドです。
外部ディスプレイスタンドはあまり多き過ぎない程度のもので、ケーブルやペンなどを少し置けるようなものを選びました。
特に意識したのは棚の高さです。
トリプルディスプレイの一つを縦画面へ
トリプルディスプレイの一つを縦画面にしました。縦読みしやすい物に対応させることで、なるべくストレスを軽減させることにしました。
これらは縦画面にしてとても良かったです
- 電子書籍
- 掲示板
- SNS
- プログラミング
モニターアームを一つ採用しています。
モニターアームが机にフィットするかはそれぞれ違うので、前もって自分の机周りの高さを調べておきましょう。
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ノートパソコンの画面も使ったトリプルディスプレイ化のデメリット
デメリットとしてはノートパソコンの画面が相対的に小さい。
これに尽きます。
ノートパソコンそのものは15インチなので大きいのですが、画面全体としてみると小さいので一緒に置くと小さくて見づらいです。
ストレスの前に目が疲れるので、動画や音楽を再生したりスカイプなど起動したりと、あまり見ないソフトをセットする画面になっています。
デスクトップ化することで本格的なデュアルディスプレイへ
ノートパソコンを閉じてしまえば、本当の意味でのノートパソコンのデスクトップ化したデュアルディスプレイへと変貌します。自分は作業に集中したい時は良くやります。
ノートパソコンを開きっぱなしだと、いくら毎日掃除機をかけていて空気清浄機を付けていても限界があり埃が溜まります。
それを防ぐ意味でもデュアルディスプレイとしての使い道はアリです。
おわりに
ついでに写真編集とかできれば良いかなと思い、何も考えずに購入したので色合いの違いに戸惑う部分が出てきました。
しかし最初に挙げた通り、電子書籍を読みたいという点であるならばそこまで痛くないという判断でき、様々な使い方や考えが浮かぶようになりました。
ただ今でも物凄く迷っているのが、Dellのゲーミングパソコンを使っているので画面もDell一式にするべきだったという点です。
ブランドで一つに揃えるというのは、外部機器を選ぶ点で簡単だから等ではなく心のどこかに余裕が生まれるからだということを、今回の外部ディスプレイを導入してから学びました。
それとIKEAで購入したデスクパッドが意外としっくりしました。
2019年現在でもメインではないのですが使っています。
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左右も便利な反面、上下の便利さには適わないので一長一短だと感じました。
トリプルディスプレイで左右に画面展開するのは便利で使いやすいのですが、ノートパソコンを常時開きます。
そのせいで埃がいつも以上に溜まりやすいので、エアダスター等で定期的に掃除しています。
トリプルディスプレイのためにも安かろう悪かろうの変換アダプタを使ってみました。
トリプルディスプレイ化の設定は、デュアルディスプレイ化の設定を参照してください。
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