コミケでタブレットを使ってみました。
使用したタブレットはVivotab note8というWin8のタブレットです。
今のコミケでは当たり前のようにWeb版コミケカタログを使用されています。
当記事ではWeb版コミケカタログが登場したばかりのC87で実際に使用してみたので、その時のことをレビューします。
テザリング等の無線環境の無い状態で、タブレットをコミケで運用しました。
コミケ会場外での使用
会場へ向かう前に友人とファミレスでサークルチェックする時に使いました。
ウェブカタログでサークルチェックを事前にしていたので、そこまでチェックはしませんでした。
特に自分はジャンル買いなので目的ジャンルの島が分かれば良く、それ以外ではどこにどんなジャンルがあるのかを把握していれば良いだけでした。
再確認のための地図として使いました。
コミケの待機列での使用はそこそこ有
コミケが開場するまでに確認をする上ではそこそこ有なのではと思いました。
特に冬コミだと始発では外が暗いので、冊子版だと読みにくく不便です。
メモコミケカタログ冊子版は重いのでタブレットを使うと軽くて便利です。
PDF化したコミケ地図に手書きで記入すると便利
タブレット内にコミケ会場内の地図をPDF化した物を入れていて、ペンタブで手書きしながらどう行くか書き込んでいました。
その他にも会場内や周辺地図画像が入っていたので、ペンタブで書き込みながら友人とどんなルートで会場を回るのか、コミケ後どうするかといったことを話し合っていました。
Vivotabnote8にデジタイザが入っているのでこのような芸当ができます。
最近では様々なタブレットにペンタブ機能が付いていて、特にiPadではapplepencilでPDFに書き込めたりします。
2019年現在の私はiPadの手書きアプリを使用しています。
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Wi-Fiが無いなら使いづらい
テザリング機能が制限されていたり、SIMを入れていない状態での使用は待機列中では自由が制限されるので使用は難しいと思いました。
特にネットカタログだけしか使っていない場合はとても厳しいのではないでしょうか。
私はネットカタログをメインに運用しているので、スマホでの確認がメインとなってしまいました。
そのせいでタブレットに手書きで確認しながらのチェックでしたが、それなら印刷したり冊子版カタログから切り離した会場内マップに書き込んだ方が楽です。
実際私はコピーしたカタログも持って行ったのでそちらが自然とメインになりました。
コミケ会場内でのタブレットは危険
せっかくタブレットを持って行くのだからと、会場内でタブレットを持ちながら歩くのはとても危険です。歩きスマホよりも危険ですし、スタッフも歩きスマホは危ないことを注意喚起しています。
タブレットを落としたら割れてしまうだけではなく、物なので周囲に迷惑をかけてしまいます。
結局宝の地図は印刷したものか、カタログから切り離した紙製のコミケマップが一番のベストです。
仮にガジェットを使ってコミケ会場内を移動したいならスマホやPSPやVITAなど小型機器がベストだと思います。
実際にPSPGOが発売された時にコミケ地図を画像にして入れて移動したことがあります。ですが周りにもみくちゃにされるので、落としそうになるだけではなく周囲にぶつかってしまうので最終的には紙の地図に落ち着きました。
共信印刷が勧めるコミケアプリ
スマートフォンやタブレットにDVD-ROM版のカタログのデータを入れたい人向けのアプリが出ています。WINタブレットを使用しなくても、コミケカタロムさえあればiOSまたはandroid端末で使えます。
Webカタログの弱点は課金をしないとスマホページを使用することが出来ない点です。
逆にコミケカタロムは基本パソコンが無いとダメなので、双方を補完することができます。
昔は非公式で存在しましたが、今は公式で出しているのでカタロム派の人はこれが良いと思います。
Web版との違いはネット環境が無くても使える点です。
最近は臨時の基地局が出来たり、アンテナを背負った方がいます。
それでもネットの繋がりにくいので、MVNOや通信容量が少ない方はカタロムを使うのも選択肢の一つだと思います。
コミケでタブレットを使いたい場合のまとめ
コミケでタブレットを使用したい人はこのような使い方がベストです。
- 大画面でWebカタログやカタロムを使いたい
- SNSなどを駆使してリアルタイムでサークルチェックをしたい
- 絵を描いたりなどタブレットがないと出来ないことをしたい
この三点が使用する上での必要最低限の理由ではないでしょうか。
私としてはタブレットを使用するなら、さらに紙のマップを用意することです。
おわりに
タブレットをコミケで持ち込むのは一般参加者としては一長一短です。昔はノートパソコンを持ち歩く人がいましたが、今は薄い板一枚で良いのでとても便利な時代になりました。
自分としてはタブレットを持っていくなら、歩きながらのタブレット使用は危険なので控えるべきだと思っています。
歩きスマホは危ないですが、まだバランスを崩したりしない分スマホにカタログを入れた方が良いと思います。
もし仮にタブレットを使うのならばあえて、このようなヒモで首にぶら下げなら使うケースを使用するべきです。
落とさないようにするためにも大切な事だと思います。
さらに冬コミと違い夏コミの場合は汗をかきますし、水を飲むのでタブレットを濡らす可能性もあるので防水ケースが無難ではないかと思います。
2019年からはiPadminiにペンタブ機能が付いて、さらに持ち運びに便利になっているので私は仮にタブレットを持っていくとしたら、8インチ以下のタブレットが良いと思います。
実際私が持っていったタブレットも8インチで、これ以上大きいのは良くないと思いました。
逆にコミケのサークル参加でタブレットを持って行くのは、椅子に座れることを考えると案外ありだと思います。
ただ売り子がいないとダメな場合など、とにかくジャンルによっては見に来る一般参加者が多いので自分の事情と照らし合わせて考えてみましょう。
コミケにタブレットを持っていく時は、周囲のことそして自分の手荷物の量を天秤にかけて考えてみてください。