【冬コミ寒さ対策】LOGOSのエマージェンシーシート実践レビュー

2016/01/06

コミケ

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今回の冬コミ(C89)ではLOGOSのエマージェンシーシート・ゴールドを待機列中に使ってみました。
世間ではエマージェンシーシートまたはエマージェンシーブランケット(さらにはアルミシートにサバイバルシートなど…)と呼ばれる、アルミホイルのような薄いフィルム製のシートのことです。

このエマージェンシーシートは災害時によく使われており、恐らく皆さんの家や学校または職場でも防災用品として保管されていると思われます。

災害時にも使えるこのシートは保温に優れているので、寒さ対策にもうってつけの道具です。
また値段もお手頃ですし場所を取りません。
いらなくなったら捨てられるほどのコンパクトさと軽さなのも魅力です。

ただし体の大きい人や分厚い人はしっかりと包まれるかは分かりません。

性能



LOGOSエマージェンシーシート・ゴールドは、名前の通り表がゴールドになっています。
本来のエマージェンシーシートはシルバーですが、LOGOSエマージェンシーシートの場合は表がゴールド裏がシルバーになっています。

商品説明によると、

  • ゴールド:外からの熱を吸収
  • シルバー:内側の熱を反射

と書いてあります。



今まで全面シルバーのエマージェンシーシートを使っていましたが、この商品に関しては性能が優れていました。
ゴールドの効果恐るべし。

その他にも防水性に優れているので雨水をためることもできるようです。
コミケの場合ですと雨の中の待機列に有効そうです。
レインコートや傘を使わずに、このエマージェンシーシートに包まっているだけで暖かさと雨風を凌げるので一石二鳥です。

しかしこの商品に関しては耐水性がありますが、他の製品や格安製品の場合は分かりません。

使用時の感想

かなり大きいので体全体に包まっていました。

風も凌げますし足もある程度隠せたので、足先が完全に冷え切るということはありませんでした。
体が完全に冷えることもなく、快適に椅子に座れましたし中で携帯やゲームをして遊べました。

体全体だけではなく、足元だけ掛けて使用したのですが足元だけでもだいぶ違います。
上半身は着こむことができるのですが、下半身は上半身に比べて着こむことは難しいですからね。

椅子に座っていると太もも辺りが風や動かないせいで冷えるので、このシートを下半身に巻くだけでも体感温度の差を感じられました。
特にコミケ会場である、東京国際展示場周辺は海風・ビル風でとても厳しいので、風から身を守るその点だけは本当に助かりました。







使い方

基本的な使い方としては、
  • 体全体を包まる
  • 足元にかける
の2種類が妥当です。
体全体を包むことで雨や風をも防ぐことはできます。
ただしこれと音楽を聴くコンボは良くないかと思います。
友人がそのコンボをしていてスタッフの声が聴こえていませんでした。
頭まである程度隠すことのできる大きさですが、その分音が遮られることも頭の隅に置かなくてはいけません。

足元にエマージェンシーシートをかけるだけでも寒さを凌げます。
それだけではなくかなり大きいので、一つのシートで複数人の足にかけるができます。
シートは一つだけで十分という方々にはこの方法は有効です。
しかし二人でかけた時で後ろまで覆うのが限界でした。
後ろががら空きになることを気にしないのであるならば、二人以上で使っても良いでしょう。

悪い点も…

エマージェンシーシートまたはエマージェンシーブランケットは基本的に薄いシートです。
したがって耐久性が良い物ではなく、薄いので破けてしまうことがよくあります。
LOGOSエマージェンシーシートを買う前に使っていたシートは、2年程持ちましたが大事に使っていても強度が劣化し些細なことで破けてしまいました。

冬コミに2年間使えるのですが、三日中二日使ったので合計4回でダメになりました。
その時の商品はこのシートよりも安い物ですので、このアウトドアメーカーが出すエマージェンシーシートは大事に使えばもっと持つかもしれません。


破けやすいだけではなく畳むのも難しいです。
特にコミケ待機列から出たとしても周りは人がたくさんいますので、綺麗に畳むことは難しいです。
私は綺麗に畳めたのですが、一緒にいた友人は畳めずビニール袋に入れていました。

ポケットサイズのシートですが、使ってしまうとポケットサイズから上着半分サイズに膨れる可能性もあります。

  • 耐久性に難あり
  • 畳みづらい
この二つの欠点を意識しないと使えませんが寒さに対しては物凄く強くなれます。

おわりに

エマージェンシーシートまたはエマージェンシーブランケットは、持ち物としては必須ではありませんがあると非常に便利なアイテムです。
元々災害やアウトドア用品ですので、コミケの厳しい待機列を緩和してくれるのは当たり前です。
それほどまで冬コミの待機列は厳しいことの現れでもありますが。
欠点はありますが、それをも吹き飛ばすレベルで頼もしいアイテムです。
特に始発組にとっては非常に良いアイテムではないでしょうか。

また薄く軽いので気軽に持っていけますし、簡単に捨てることもできますしね。
値段も安いと数百円、今回紹介した商品は600円程です。
安いと思うか高いと思うかは人それぞれですが、私は体力を消耗したくないと思っているので安い買い物だと思います。

冬コミの寒さ対策をまとめました。



また紹介したシートは防水対策にもなりますので、最悪雨具を持っていなくてもこれだけで凌げるので、急な雨対策に持っているのもありでしょう。

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