今回は同人誌の舞台がメインです。
場所は月島の隣である越中島から門前仲町の先っちょです。
越中島はりつべが過ごした地域らしいので気合は2割程度入れて巡りました。
壁を使った移動シーン
主人公が時計台を使い後ろに回って攻撃するシーン。
主人公の脚力で割れているのかなと思っていたのですが、そんなわけではなく模様を適当に描いたんじゃないかなと思います。
適当に描けば割れているように見えなくもないですからね。
ヤマタネの文字が枝が邪魔で一緒に撮れませんでした。
当時は木がそこまで大きく無く、ヤマタネの文字が写っていたのかもしれません。
時計台とヤマタネの文字が一緒に写るように考えられた地点であることが分かります。
お兄さんとの戦闘シーン
若い兄さんを圧倒した時のシーンです。
工事中の看板を抜きにすると基本的に変わりません。
特にフェンスや低木は変わっていないことが分かります。
排水溝の蓋の形も変わっていません。
しかもあえて忠実に排水溝を再現していることで、実際に行ってみて本当にあったんだという現実感が味わえます。
屋台船とバケツ
お兄さんとの戦闘シーンの場所を右に進むと屋台船の停泊所があります。
停泊所付近で撮影されていました。
同人誌ではバケツらしきものが描かれていますが、10年以上経つとさすがに無くなっていました。
その代わりにバケツから洗面器に変わっていました。
シーンがラフで曖昧だったので、完全な特定はできませんでしたが恐らくこんな感じであろうと思い撮りました。
一応低木に突込み撮ったのですが、実際その地点に着いてみると一人立てるかどうかの隙間がありました。
もしかしたらそこから撮ったのかもしれませんね。
スクヒを探すシーン
スクヒというもう一人の主人公を探すシーンがあります。
探すシーンではこの辺りの佃煮屋としては有名な筑定の工場がある場所の前になります。
一応直営店と工場らしいのですが、調べてみても良く分かりませんでした。
門前仲町駅近くでお店を開いているらしいので移転したのかもしれません。
さすがに10年以上経っていれば変わっていても仕方がありませんよね。
背景的には基本変わらないようですが、奥の真新しいビルが15年ほどの間に建てられたみたいです。
同人誌のシーンでは存在しません。
存在するのは中央にある台形の形をしたビルだけです。
おわりに
まだ紹介していないのですが、他の橋なども2002年に新しくなる等結構変わってしまい、どこがどうなのか分からなくなってしまった所がありました。他にも木が多い茂りすぎてビルなどが写らなかったり…。
写真ではありませんが、当時の月島から門前仲町付近の街並みを知ることができる貴重な同人誌であると同時に、基本的にりつべの背景の使い方は変わらないことが分かります。
その点も紹介したかったのですが、この同人誌は驚異の8割方背景が描きこまれており、ネタバレ化してしまう恐れがあり、少し抑えたので紹介できない箇所もただあります。
次回は総評と舞台を地図で紹介するのがメインになります。