サンシャインクリエイション2015summerに一般参加後に、月島-越中島-門前仲町までのフェイタライザーの舞台を巡ってきました。
時間が無かったのでじっくり回ることができなかったのが残念な点でした。
フェイタライザーだけではなく、フェイタライザーの元になった同人誌≪Jackals from Planet of the Dogs≫のvistaという作品の舞台にも行ってきました。
書籍と同人誌の舞台は被っている地域や構図が多いです。
聖路加タワーが見られる地点
99年発行同人誌の1シーン。
この頃は左隅が空き地になっており、古い建物が多く工事中が描写されています。
月島周辺にはそこまでビルが建設されていないことが分かります。
ですのでかなり見晴らしが良いです。
月島駅周辺で満足に聖路加タワーを眺めることができる地点は、恐らくここしかないことが容易に想像できます。
連載期間的に4年後の2003年の頃。
シーンの下半分の家は変わっていませんが、4年前に工事していた所にはビルが建っています。
その他にも新しいビルが建ったり、民家が一新されています。
手前の空き地には駐車スペース、ガレージができています。
この時点ではギリギリ聖路加タワーを見ることができています。
それから12年ほど経った、2015/6/14ではさらにマンションが建ち、聖路加タワーが隠れてしまっていて、見ることは困難な状況になっています。
さすがに10年経つと変わってしまう。
グーグルマップなどでここ一帯をずっと見ており、特徴的な建物はここしか無かったのですが把握できなかったのは、新しいビルが原因だったりします。
フェイタライザーには存在していた下右側の建物は有料駐車場になっていました。
比較的新しいのでここ数年にできたのでしょう。
さすがに連載から10年はあるので景色が変わってしまいましたがここまで変わるとは思ってもいなかったですが、ここ周辺の開発スピードを考えると当たり前だよね。
単行本と一緒に。
恐らくりつべが当時撮った時は眺めが素晴らしかったのでしょう。
今ではりつべが描いたコマでしか想像できないのが悲しい所。
全体の4割ほどの建物が一新されており、面影しか残っていません。
特に聖路加タワーが見えにくくなっています。
さらに数年、東京オリンピック辺りになるとさらに面影が変わるかもしれませんね。
工事中の空き地
こちらは同人誌のほうでの一コマでフェイタライザーには登場していません。
ですが先ほどの聖路加タワ眺められる地点の目の前です。
完全に変わっており、変わっていないのはガードレールくらい。
路地裏
こちらも同人誌の一コマ。
電柱の傾きなどは変わらないのですが、建物が若干変わっている。
電柱が無かったら気づかなかったレベル。
ここは月島駅目の前なんですが、知らずに最初この路地を通っていました。
りつべがここを撮ったのも月島駅から近かったからなんじゃないかなと思いました。
月島駅付近に月島温泉という入浴施設があります。
この舞台を巡った年の冬コミ89終了後に行ってきました。
【リフレッシュ!】コミケ帰りに月島温泉へ入浴
フェイタライザーの一コマ。
これも先ほどの聖路加タワーが見渡せるところすぐです。
ここまっすぐ行くと川があって行き止まりでして、なんで追いかけてるおっさんはここ通ったんだ?と疑問に思ったのですが…。
反対の路地に行って気づいたのですが、ここに一人通れる道が!
基本的に建物が新しくなって雰囲気が変わっても道や隙間は基本的に変わらないらしいので、あのおっさんはここを通ったのかなと思いました。
通っていないのでちゃんと通れるかは未確認ですが。
逃げたであろう方向
フェイタライザー本編で三人が走って逃げた方向。
ここから先ほどの聖路加タワーが見渡せる場面へ。
単行本では路地裏迷路を駆使した逃走劇を描いていることが行ってみてわかりました。
その代わりに同人誌の方では路地裏の場面は普通に生活路として描かれています。
同じ舞台でも使われ方は違うんだなぁと思った次第です。
逃走経路
フェイタライザーで登場の地点ですが、建造物特に水門などが変わっていたりしている。
特にここ周辺は時間との勝負ですね。
これを見ていると分かるのですが、りつべは過去の作品を大切にしていて、再活用していることが分かります。
また咲本編では辺り前のように道を使用した背景が使われていますが、フェイタライザーに関してみると細い路地裏に関してはまだまだ頻繁に登場していません。
今後ドンドン登場してくれることを期待します。