コミックマーケット84(以下C84)からマジクールが販売している、携帯扇風機マイファンモバイルを使い続けています。
C84というとかなりの猛暑で大変だった夏コミです。
ある意味都市伝説扱いのコミケ雲が東館で発生するほど、過去類を見ない過酷なコミケでした。
屋外イベントなど外での活動のために作られています。
しかし室内でも使用することも想定された設計にもなっています。
マイファンモバイルはスタンド付き
マイファンモバイルの後ろには小型のスタンドが付いています。
これを立たせることで机や床に置くことが可能になります。
置いても気休めにしかならない
マイファンモバイルを机や床に置いても気休めにしかならないです。元々首元に風を当てるのに特化しているので、思っていた以上に涼しくはなりません。
ただしコミケなど外で座るイベントでは最適解の一つだと思っています。
USBで動く小型扇風機や卓上扇風機は売られており、サークル参加する方にはありだと思います。
しかし頒布する物によっては、限られた机のスペースしかないサークルや一般参加からしたら置けないので荷物にしかなりません。
コミケなど同人即売会(イベント)だけではなく、フリマなども当てはまるでしょう。
私としては無理に使うよりも限定的な状態で使うのがベストと考えています。
机に置けるのであれば上で挙げた卓上扇風機で良いですし、外で動くのであるならばマイファンを首にかければ良いのでそこまで使うタイミングは無いです。
スタンドはあると便利程度に捉えておく方が良いでしょう。
ただし薄くコンパクトなので、荷物になる卓上扇風機やUSBで動く扇風機を持ちたくないのなら選択肢に入ります。
マイファンモバイルのスタンドを横から見る
横から見ると良い感じの角度で立っていることが分かるかと思います。
首元だと風を感じるのですが置いてみると、あまり風を感じないですし涼しさを得られませんでした。
マイファンモバイルは意外と音が大きい
ファンの音は気になります。夏場ですと自然音が冬よりもするので、そこまで気になることは無いと思いますが、小さい割には音がします。
家か散歩中またはイベント中などうるさくても大丈夫な場所で使っています。
さすがに電車内で使うのは気が引けますが、明らかに旅行中ですなアピールをしていれば大丈夫そうではあります。
炎天下のコミケで活躍したマイファンモバイル
コミケ(C84)は日が昇った瞬間にはすでに暑く、開場までひたすらスタッフを呼ぶ声が響き渡っていました。当時色んな人に聞きましたが、一つの列形成に大体数人は運ばれているレベルでした。
そんな過酷な夏コミの新兵器として、たまたま噛み合った状態で導入できたマイファンモバイルでは倒れることもなく無事に帰宅まで出来ました。
列の真ん中だからこそ必要
夏コミは開場前の待機列の内側にいると風が中々入ってこないのでとても暑いです。風は無く外気温と人の発する熱で暑い時は、このマイファンモバイルが最適でした。
マイファンモバイルはズレを防ぐフックがある
マイファンモバイルの裏面にはフックがあります。普通にストラップで首にかけて歩いていると調整すれば大きくズレることはありません。
しかしコミケのような人波の中ではぐらぐらと動きますので、その時にはこのフックが大活躍しました。
蒸しているビッグサイト内でも活躍
会場内は外とは違い、直射日光による攻撃はありませんがC84では湿気も凄かったのか雲というかモヤが会場内で発生、俗に言うコミケ雲です。一応冷房も垂れ流しているようですが、シャッターが開いているので無いようなものです。
そんな中団扇など扇ぐものが使えない会場内では、携帯扇風機であるマイファンは最も効率が良く、邪魔にならない風を起こす道具でした。
首元に風があるかどうかはかなり違い、ビッグサイト内でも体感温度は止めてもさほど変わらないのですが感じる疲れが違いました。
マイファンモバイルの弱点
この記事を書いてから4年後の2018年にマイファンモバイルはマイナーチェンジしました。風量を調整できるようになり、さらに風量そのもののアップしたそうです。
マイファンモバイルの弱点
- 風が出る所が細長いので広範囲ではない
- 必然的に首元限定になるので身体を冷やすのには向かない
- 人によっては使いにくいストラップ
この記事で紹介しているマイファンモバイルは、軽さや総合的な安定差が初代と比べてパワーアップしました。
その代わりに風量が犠牲になっていました。
初代マイファンモバイルは改造のしやすさもあったようですが、それだけではなく電池のコスパが悪い代わりに風量が良かったそうです。
マイファンモバイルは送風口が狭く体を冷やせない
送風口が細長い作りになっています。いくら風量が強かったとしても、風の出口の幅が狭いので狙った所に当てられたとしても周辺には風が当たらないようになっています。
友人曰く、電動髭剃りを使っている感じとの表現は的確です。
当てている(狙っている)部分にはしっかりと風は当たります。
しかしそれ以外には当たらないので、従来の扇風機を想像してはいけません。
したがって身体を風で冷やすというのは風量や風向で苦手な扇風機です。
ストラップが使いにくい
ストラップを使って首にかけるものなので、肌の弱い人や首が疲れやすい人には長時間は向いていないと思います。その場合はタオルを首に巻いてから使うと良いでしょう。
ただし首にタオルを巻き過ぎると直接風が当たらないので、巻くというよりもかけるという感じが適切だと思います。
マイファンモバイルは夏コミにはおすすめの一台
夏コミの持ち物として小型扇風機であるマイファンモバイルを持っていくべきです。風量から見ると若干不安が残りますし人によってはこんなもんだと感じます。
実際に使ってみると分かるのですが、あるとないとでは雲泥の差です。
1000円+単三2本ですので少しでも夏コミを快適に使いたい方にはオススメだと思います。
夏コミを快適にし熱中症で倒れないためにはどうすればいいのか、考えていた中で暑さ対策としては最適解の一つだと思いました。
また夏コミ以外にもアウトドア関係でも使えますしね。
実際外の掃除に活躍してくれました。
友人はこれのおかげで熱中症にならずにすんだかもと言っていました。
ただし水分補給など基本的なことをしたあとでの発言です。
ただし水分補給など基本的なことをしたあとでの発言です。
おわりに
手を使わずに風を作ることができ、邪魔にならず、熱中症対策としてかなり良い扇風機だと思います。
購入の段階でビックカメラやロフトで試せました。
試せるお店がある場合はどんなものか見てみるのも良いかもしれないです。
また冷夏の時に使うと暑さを全くとまでは言いませんが、寄せ付けずお供として最適でした。
良い製品が登場するか壊れない限り使い続けようと思います。
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