第7膳では八雲さんの友人が初登場しました。
前回の八雲さんでは大和の幼馴染が登場しましたが、今回は八雲さんの友人が登場しました。
無論八雲さんの友人と食事描写があり、さすが抜かりないと思いました。
また食堂や花見を抜きにすると初の外食でしたが、焼きそばの回と同じくいつも通り八雲さんの料理もちゃんと描かれており安心感を得ました。
1巻が発売されました。
1巻の感想記事はこちらです。
⇒八雲さんは餌づけがしたい。1巻の感想
墓参り
第7膳の最初は墓参りから始まりました。
八雲さんは未亡人なので当たり前ですが、旦那さんの墓参りに行きますが意外と早い段階で墓参りの描写がなされたと個人的に思いました。
新しい登場人物
八雲さんの友人として由梨さんが登場しました。
彼女は八雲さんとは違ってかなり明るくきびきびとしており、性格的には真反対の感じでした。
また彼女は編集者のようで打ち合わせと嘘ついて八雲さんに会いに来たようだ。
昼間からビールをぐびぐび飲んでいるし、八雲さんにしわしわのシャツを着ていおり、服装にだらしない様子。
この由梨さんは第4膳において、名前だけは登場しているのでいつかは登場するだろうと思っていましたが、意外と登場するのが早かった感じがします。
料理
今回登場の料理はまず喫茶店(随分雰囲気が変わったらしい)のランチとして、博多明太子の石焼ごはん。
料理名の時点でかなり美味しそうなのに、絵でも空腹を誘ってきて読んでいる時とても辛かった…。
この料理とビールじゃそりゃあ合うよね。
そして大和に振る舞った料理は豚の角煮!
豚の角煮が好きな自分としては、とうとう来てしまったかという感想と胃が空腹的な意味で厳しい…。
絶品なようで豪快に食べるところ勿体なく感じ、ちまちま食べるレベル。
おわりに
今回読んでいて分かったことは、カップ焼きそばを食べたにしろ友人と外食したにせよ、絶対に手料理を大和に振る舞うことです。
タイトル通り餌づけをする作品ですので当たり前ですが、この曲げない作風が個人的に派高評価です。
過去に名前だけが出ていた登場人物の名前が登場したので、今後名前やちらっと出たキャラやそれに関する人がもっと登場すると思います。
その時にどのような食べっぷりを見せてくれるのか非常に楽しみになりました。
特に大和には悪いですが、ぐいっと美味しそうにビールを飲む由梨さんが良かったので、豪快に食べてくれる女性がドンドン増えてくれることを願います。
前回の感想記事